埼玉新聞

 

秩父夜祭、2年連続で山車の巡行中止 新型コロナ収束の気配見えず…神事は規模縮小、秩父流鏑馬は自粛

  • 2019年の秩父夜祭

 秩父市の秩父神社は19日、新型コロナウイルスの収束する気配が見えないため、12月2、3日の例大祭「秩父夜祭」について、両日とも屋台・笠鉾(かさぼこ)の曳(ひ)き回しを行わないと発表した。山車の巡行が中止となるのは2年連続。

 12月2日の宵宮は花火大会を行わず、諏訪渡り神事は規模を縮小して実施。翌3日の大祭は秩父神社本殿での祭典や御神幸祭を規模を縮小して行い、神社行列のコースは番場通りを往復して短縮する。御神輿(みこし)は出ず、御神馬供奉(ぐぶ)は予定通り行う。秩父流鏑馬(やぶさめ)の奉納は自粛する。

 秩父夜祭は毎年12月2、3日に行われ、京都の祇園祭、飛騨の高山祭とともに「日本三大曳山(ひきやま)祭」に数えられる。2016年に「山・鉾(ほこ)・屋台行事」の一つとして、ユネスコ無形文化遺産にも登録された。一昨年は2日間で24万4千人が訪れていた。

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