埼玉新聞

 

新たに5150万円を不正引き出し…認知症夫婦から 和光市元幹部の公判 不正取得の合計は8千万円に

  • さいたま地方裁判所=さいたま市浦和区高砂

 和光市が生活保護受給者などから預かっていた金銭をだまし取ったなどとして、詐欺と業務上横領などの罪に問われた、元市企画部審議監の被告(56)の窃盗罪についての追起訴審理が15日、さいたま地裁(四宮知彦裁判官)で開かれ、被告は起訴内容について認否を留保した。今回の審理で、被告が認知症夫婦から新たに現金5150万円を不正に引き出していたことが分かった。

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