【速報】飯能市長選 新井氏が再選 元職・新人の3氏破る
2025/07/21/01:00
任期満了に伴う飯能市長選は20日に投開票され、現職の新井重治氏(72)が、元市議の野口和彦氏(50)、元市長の大久保勝氏(72)、元市議の野田直人氏(68)の3人を破り、再選を果たした。
12年ぶりに参院選との同時選挙となった。現職、元職、新人2人の4人が乱立し、自民は推薦を絞らずに新井氏と野田氏の2人を「友情支援」とした。
新井氏は、交流サイト(SNS)も活用しながら市内を回り、道路整備事業などの実績をアピール。飯能駅近くの都市計画道路「久下六道線」の拡幅事業について事業継続を訴え、消極的な姿勢を見せてきた小中学校の給食費無償化についても、「2期目の早い時期に検討を始める」と公約に掲げて、支持を広げた。
野口氏、大久保氏、野田氏は久下六道線整備事業の凍結を主張。新たな企業誘致や都市計画の見直し、子育て支援の拡充をアピールしたが、及ばなかった。
当日有権者数は6万5878人(男3万2677人、女3万3201人)。投票者数は3万9635人(男1万9927人、女1万9708人)、投票率は60・16%(男60・98%、女59・36%)で、前回(39・63%)を20・53ポイント上回った。
■開票結果(選管最終)
新井 重治 13187
野口 和彦 9608
大久保 勝 9116
野田 直人 6599
(無効1122、持ち帰り3)
=敬称略=










