埼玉新聞

 

男性重傷…直径5センチの配管が破裂 廃棄予定だった配管は金属製、8人で洗浄中だった 男性3人も負傷、半導体の材料を製造する会社 配管は全長20メートル、何らかの原因で爆発

  • 配管の破裂事故が起きたレゾナックの工場=16日午後6時半ごろ、秩父市下影森

    配管の破裂事故が起きたレゾナックの工場=16日午後6時半ごろ、秩父市下影森

  • 【地図】秩父市

    秩父市の位置

  • レゾナック秩父事業所の周辺=埼玉県秩父市下影森(国土地理院HPより)

    レゾナック秩父事業所の周辺=埼玉県秩父市下影森(国土地理院HPより)

  • 配管の破裂事故が起きたレゾナックの工場=16日午後6時半ごろ、秩父市下影森
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  • レゾナック秩父事業所の周辺=埼玉県秩父市下影森(国土地理院HPより)

 16日午後4時25分ごろ、秩父市下影森の半導体材料製造「レゾナック秩父事業所」で、従業員の男性から「配管が爆発し負傷者が複数いる」と119番があった。秩父署などによると、事業所敷地内の屋外で爆発が起き、作業中の男性4人がけがをし、うち1人が足を骨折する重傷を負った。いずれも救急搬送されたが意識はあり、命に別条はないという。

 秩父署によると、廃棄予定だった直径約5センチ、全長約20メートルの金属製の配管を、従業員ら8人が洗剤などを使って洗浄していたところ、何らかの原因で配管が破裂したとみられる。

 事業所の建物や周辺の住宅などに大きな損壊はなかった。

 同署で詳しい経緯や事故原因を調べている。

■屋外で作業中、接続部が爆発

 秩父鉄道「影森駅」から徒歩約10分にあるレゾナック秩父事業所は、約23万平方メートルの広大な敷地で、200人近くの従業員が半導体材料などの生産を行っている。

 同事業所によると、事故は屋外で配管のメンテナンス作業を行っている最中に配管の接続部が破裂し、同社の従業員2人と協力会社の社員2人が負傷した。火災などの発生はなく、事業所外への影響はないという。

 事故を心配する従業員は「事務所内にいたが、爆発音などは特に聞かなかった」「(事業所内は)23年間無事故が続いていたので少し残念だが、仲間の無事が一番」などと話していた。

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