強制競売にかけられていた特定抗争指定暴力団神戸山口組の井上邦雄組長宅(神戸市北区)について、神戸地裁は14日、群馬県の会社への売却許可を決定したと公表した。組長は傘下組員のトラブルを巡る民事訴訟で暴力団対策法に基づく代表者責任を問われ、大阪高裁が損害賠償を命令。原告のコンサルティング会社側が強制競売を申し立てていた。
地裁の入札には4者が申し込み、群馬の会社が約8088万円の最高価格を提示した。手続きが進み、井上組長は退去を迫られる可能性がある。組長宅はたびたび襲撃対象となっており、兵庫県警は動向を警戒している。