埼玉新聞

 

児童館が2027年度オープンへ 地方法務局出張所だった建物を改修し、02年に開館した公民館分館 改修工事に着手し、大型遊具などを設置へ

  • 本年度に改修され「児童館」が整備される「ゆうがく館」=3月31日、越生町越生

    本年度に改修され「児童館」が整備される「ゆうがく館」=3月31日、越生町越生

  • 【地図】越生町(背景薄緑)

    越生町の位置

  • 本年度に改修され「児童館」が整備される「ゆうがく館」=3月31日、越生町越生
  • 【地図】越生町(背景薄緑)

 越生町は同町越生の中央公民館分館「ゆうがく館」を改修し、子どもたちが集うことのできる施設「児童館(名称未定)」を整備することを決めた。本年度に改修工事に着手し、大型遊具などを設置。2027年度の早い時期にオープンさせる方針だ。町は「子どもたちが放課後まで集まることができる場所にしたい」としている。

 ゆうがく館は浦和地方法務局越生出張所だった建物を改修し、02年に開館した。鉄筋平屋で広さは313・52平方メートル。大きく三つの部屋があり、カラオケなどの活動に利用されている。

 分館内では小中学生や未就学児(保護者同伴)を対象にした、町教育委員会の「ひまわりこども室」が運営されている。室内には卓球やボードゲームなどを置き、土、日曜日と祝日には同室協力員が常駐。子どもたちが自由に遊べる場所を提供してきた。町によると、25年度の小中学生や乳幼児の利用者は500人程度だったという。

 改修後の「児童館」には大型遊具や授乳室を整備。子どもや保護者らが利用できる施設とする。開館時間中は職員が常駐する。また大型遊具の設置には、町側が複数の遊具を挙げた上で町内の小学生からアンケートを取り、選定する意向だ。

 町の担当者は施設について「(設置の要件が)児童福祉法に基づく『児童館』ではないが、それに準じた形の子どもの居場所にし、猛暑の日でも安全に遊べる施設にしたい」と説明する。

 町は26年度当初予算に事業費2493万円を盛り込んでいる。

 一方、分館内にあった町社会福祉協議会の事務所は3月末に町役場1階へ移転した。

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