埼玉新聞

 

<衆院選 終盤情勢>埼玉9区 中道・杉村氏と自民・大塚氏が競り合いを続ける

  • 【衆院選】埼玉9区=飯能市、狭山市、入間市、日高市、毛呂山町、越生町

    埼玉9区=飯能市、狭山市、入間市、日高市、毛呂山町、越生町

  • 【衆院選】埼玉9区=飯能市、狭山市、入間市、日高市、毛呂山町、越生町

 埼玉新聞社は、衆院選の埼玉県内16小選挙区の終盤情勢を分析した。

■埼玉9区の候補者

 杉村 慎治 49☆元環境委理事 中 前
 大塚 拓  52☆元財務副大臣 自 元

 中道前職の杉村と自民元職の大塚が競り合いを続ける。無党派層の3割がまだ対応を決めていない。

 杉村と大塚は過去に3度対決しているが、一騎打ちは今回が初めてとなった。

 再選を目指す杉村は街頭演説などで「政治とカネ」に言及。「裏金政治を終わらせる」と自民への批判を強める一方、食料品の消費税ゼロなどを訴える。立民や公明の地方議員が連携して支援し、支持層の拡大を試みる。立民支持層の9割、公明支持層の7割を固めた。選挙戦では党共同代表の野田佳彦が入り、てこ入れを図ってきた。

 財務副大臣などの経歴を持つ大塚は、再起に向けての戦いとなる。街頭演説では「高市政権で経済を成長させたい」と主張するとともに、河川や橋の整備・復旧など地元の課題も織り込む。自民支持層の7割を固めており、さらに支持拡大を図る。総務大臣の林芳正や党政調会長の小林鷹之らも選挙区を訪れ、支持拡大を求めた。

 前回の杉村と大塚は約4千票差だった。同じ選挙戦で約2万1千票を得た維新の票の行方も注目される。

 ◆掲載は届け出順。敬称略。年齢は投票日の2月8日時点での満年齢。☆は比例北関東ブロックとの重複立候補を表す。党派の略称は、自由民主党=自、中道改革連合=中、日本共産党=共、日本維新の会=維、国民民主党=国、れいわ新選組=れ、参政党=参、諸派=諸、無所属=無。前、元、新は前職、元職、新人の略。

(埼玉新聞など調べ)

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