数珠を回し、邪気や災厄を払う 埼玉・長瀞の風布の回り念仏 鉢形落城にまつわる祖先の供養で始まったとされている民俗行事
2026/01/19/13:23
小正月の民俗行事「風布(ふうっぷ)の回り念仏」が16日、長瀞町の風布地区で行われた。住民らが、約300個のキリで作られた長さ約8メートルの大きな数珠を民家の庭先などで回し、疫病退散を祈願した。
鉢形落城にまつわる祖先の供養で始まったとされている同行事は、年4回実施。1月と8月は、阿弥陀ケ谷、蕪木、大鉢形の3集落を巡っている。
住民らは午後3時ごろに阿弥陀堂を出発し、民家8軒を訪れた。年々住民の数は減っているが、地域外の参加者と共に、太鼓やかねの音に合わせて数珠を回し、邪気や災厄を払った。
太鼓打ちを長年務める大野定さん(82)は「多くの方が神様の御利益を受けられるよう、今後も来るもの拒まずで、伝統をつないでいけたら」と話していた。










