埼玉新聞

 

日本の“おたく文化”を語り尽くす…“おたく第一世代”元KADOKAWA副社長・井上伸一郎さん、「メディアミックスの悪魔」を出版 誰も書かなかった裏側を記録、次世代へと手渡す回顧録に

  • 「メディアミックスの悪魔」表紙に並ぶのは井上さんが多大な影響を受けたキャラクター

    「メディアミックスの悪魔」(装画 CLAMP/聞き手・解説 宇野常寛/税込み1650円)。表紙に並ぶのは井上さんが多大な影響を受けたキャラクター

  • 「自分で書くよりも引き出してもらった方が面白くなるかな、と」。半世紀にわたる回顧録を出版した井上さん

    「自分で書くよりも引き出してもらった方が面白くなるかな、と」。半世紀にわたる回顧録を出版した井上さん

  • 「メディアミックスの悪魔」表紙に並ぶのは井上さんが多大な影響を受けたキャラクター
  • 「自分で書くよりも引き出してもらった方が面白くなるかな、と」。半世紀にわたる回顧録を出版した井上さん

 「アニメと漫画に人生を賭けた」―。半世紀にわたり日本の“おたく文化”をけん引してきた、元KADOKAWA副社長で作家・プロデューサーの井上伸一郎さん(66)が「メディアミックスの悪魔 井上伸一郎のおたく文化史」(星海社刊)を出版した。「月刊ニュータイプ」で編集長を務め、「マンガ・ラノベ図書館」(所沢市)開設にも尽力。推進を続けたメディアミックスへの思いとともに、これまでの歩みを語り尽くした回顧録となっている。

もっと読む
ツイート シェア シェア