埼玉新聞

 

食肉中央卸売市場を廃止 さいたま市 国道16号沿いに移転し道の駅と一体整備計画から一転 道の駅整備は継続

  • 移転ではなく廃止の方針が示された食肉中央卸売市場・と畜場=さいたま市大宮区吉敷町2丁目

    移転ではなく廃止の方針が示された食肉中央卸売市場・と畜場=さいたま市大宮区吉敷町2丁目

  • 移転ではなく廃止の方針が示された食肉中央卸売市場・と畜場=さいたま市大宮区吉敷町2丁目

 さいたま市見沼区宮ケ谷塔の国道16号沿いに「道の駅」と一体的な整備を計画していた市食肉中央卸売市場・と畜場(大宮区吉敷町)について、さいたま市は19日、廃止する方針を示した。計画当初は機能停止できない現状や国の見解などから、現在地再整備や廃止ではなく「移転再整備」が望ましいとして2028年をめどに移転、新設するとしていたが、市は工事費高騰による事業費増加や食肉流通形態の民営化が進んだ点などを方針転換の理由に挙げた。「道の駅」整備は継続して進め、33年度の開業を見据える。

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