久喜市と東松山市で12日夜から13日早朝にかけて、一般住宅から現金などが盗まれる窃盗事件が8件相次いだ。犯行手口が似ており、半径約15キロ圏内と近いことなどから、県警は同一犯の可能性も視野に捜査している。
県警捜査3課によると、複数の被害者らから「1階の窓ガラスが割られ、室内が荒らされた」という110番があった。久喜市では南栗橋9丁目で7件、東松山市では東平で1件だった。いずれも工具で1階の窓ガラスが割られており、現金計約63万円や貴金属などが盗まれた。
県内では今月、北部で15件、西部で9件の連続忍び込み窃盗事件が発生しており、関連も調べている。