「学歴詐称ではなく誤記載」 埼玉・三郷市議が訂正 慶応大卒ではなく中退が判明 今年7月の市議選に先立ち、報道各社へ提出の調査票に「卒業」と記載
2025/11/15/07:30
7月の三郷市議選で再選した篠田隆彦市議(63)が14日までに、立候補時に表明した経歴に誤記載があり、最終学歴で慶応大は卒業しておらず中退に訂正すると申し出た。
7月20日に投開票が行われた市議選に先立ち、篠田氏は6月2日付で経歴を記入した調査票を報道各社に提出。学歴欄で「慶応義塾大学経済学部(通信)2020年3月卒業」した旨を記していた。
篠田氏は市議選で再選し現在2期目。今年10月、議会内で学歴が異なるとの指摘を受け、実際は同大学を「中退」していたことが判明したという。篠田氏は11月10日、最終学歴を掲載した埼玉新聞宛てに「経歴の一部(学歴)に誤記載があった。深くおわびする」と書面を送付した。
篠田氏は埼玉新聞の取材に「学歴詐称ではなく誤記載」とし、議会で所属していた会派から離脱したと回答。記入当時の状況に触れ「事務所内外の作業に追われ、調査票に意図せず失念して誤記入した。関係者には個別に連絡し誠意をもって対応したい」としている。










