埼玉新聞

 

川辺川ダム建設、漁業補償を締結 熊本、国が8億円支払い

  •  漁業補償契約を締結した球磨川漁協の堀川泰注組合長(中央)と垣下禎裕九州地方整備局長(右)=14日午前、熊本県八代市

     漁業補償契約を締結した球磨川漁協の堀川泰注組合長(中央)と垣下禎裕九州地方整備局長(右)=14日午前、熊本県八代市

  •  漁業補償契約を締結した球磨川漁協の堀川泰注組合長(中央)と垣下禎裕九州地方整備局長(右)=14日午前、熊本県八代市

 洪水対策として国が熊本県の球磨川支流・川辺川に建設を計画する大規模ダムを巡り、国と地元の球磨川漁協は14日、漁業補償契約を結んだ。国が漁協に約8億1千万円を支払う。60年近く前に発表されたダム計画は、地元の反対でいったん白紙となった後、2020年7月の豪雨を受けて再始動。国は27年度の本体着工、35年度の完成を目指す。

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