埼玉新聞

 

予見可能性の判断「誤り」 東電株主訴訟で上告理由書提出

  •  記者会見で東電株主代表訴訟の上告理由を説明する弁護団の海渡雄一弁護士(左)=6日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ

     記者会見で東電株主代表訴訟の上告理由を説明する弁護団の海渡雄一弁護士(左)=6日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ

  •  記者会見で東電株主代表訴訟の上告理由を説明する弁護団の海渡雄一弁護士(左)=6日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ

 東京電力福島第1原発事故を巡り、旧経営陣が津波対策を怠り会社に損害を与えたとして、計約23兆円を東電へ賠償するよう求めた株主代表訴訟で、株主側の弁護団は6日、請求を認めなかった二審判決は「過度に高度な予見可能性を要求しており、誤りだ」などとする上告理由書を最高裁に出したと明らかにした。

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