埼玉文化賞6部門に10氏 芥川賞作家・九段理江さん、プロゴルファーの岩井姉妹ら受賞
2025/11/03/16:46
文化の発展に寄与した県内ゆかりの人を顕彰する埼玉新聞社制定の「第68回埼玉文化賞」の受賞者が決まった。芸術部門は、さいたま市出身の芥川賞作家、九段理江さん(35)、スポーツ部門特別賞には、米国女子ゴルフツアー史上初となる双子での優勝を達成したプロゴルファーの岩井明愛さん、千怜さん=いずれも(23)=ら6部門で10人が受賞した。
芸術部門では写真家の笠原将さん(92)、教育部門では元県教育委員会教育長の高田直芳さん(67)、農林部門は県農業会議会長の田端講一さん(73)、商工部門ではさいたま商工会議所前会頭の池田一義さん(68)、社会文化部門では、「原爆の図丸木美術館」(東松山市)の学芸員、岡村幸宣さん(51)が選ばれた。
スポーツ部門は、卓球のTリーグで、チームを初優勝に導いたT.T彩たま監督の水野裕哉さん(38)。そして同特別賞にテニスの全豪オープン・ジュニアの女子シングルスで、日本人選手で初めて優勝した園部八奏さん(17)が輝いた。
埼玉文化賞は1958年に埼玉新聞の紙齢5千号を記念して制定された。授賞式は12日、さいたま市内のホテルで開催される。










