現職の森氏が3選 埼玉・小鹿野町長選 新人との一騎打ち制す 投票率は70・44%で前回上回る
2025/10/13/05:24
任期満了に伴う小鹿野町長選は12日投開票され、現職の森真太郎氏(69)が、新人でオンブズマン小鹿野代表の新井富士男氏(65)を退け、3選を果たした。
森氏は、町政運営2期8年の実績を生かした組織力ある選挙戦を展開。町立病院の整備や秩父圏域連携による救急医療体制の充実、定住移住施策などを打ち出し、幅広い層から支持を集めた。
新井氏は、町民最優先の町づくりを強調し、町立病院の現状維持や水道料金問題の解消などを主張したが、支持に広がりを欠いた。
15人が立候補した町議選(定数12)も投開票された。
当日有権者数は8735人(男4351人、女4384人)。町長選の投票者数は6153人(男3043人、女3110人)。投票率は70・44%(男69・94%、女70・94%)で、2021年の前回64・12%より6・32ポイント上回った。
■森真太郎氏
【略歴】(1)町長(2)小鹿野町社会福祉協議会会長(3)中央大商学部(4)小鹿野町(5)下小鹿野
【公約】(1)命と健康を守る・小鹿野中央病院の存続(2)おがの人づくり・子育てや教育の充実(3)地域経済の創生(4)定住推進
略歴は(1)肩書(2)主な経歴(3)最終学歴(4)出身地(5)現住所―の順。埼玉新聞調べ
◇小鹿野町長選開票結果(選管最終)
当4336 森真太郎 69 無現
1684 新井富士男 65 無新
(無効133)










