任期満了に伴う宮代町長選は5日、投開票され、いずれも無所属で現職の新井康之氏（68）＝自民推薦＝が、元町議の金子正志氏（71）を破り3選を果たした。

　新井氏は新しい須賀小学校の建て替えなど2期8年の実績をアピールした。防災力を高める町づくり、病院誘致などを訴え、支持を集めた。

　9月町議会で出馬を決意した金子氏は、杉戸町との合併を訴えたが、及ばなかった。

　当日有権者数は2万8197人（男1万4014人、女1万4183人）。投票者数は1万1433人（男5547人、女5886人）。投票率は過去最低の40・55％（男39・58％、女41・50％）だった。

◇宮代町長選開票結果（選管最終）
当7505　新井康之　68　無現（自民推薦）
　3810　金子正志　71　無新
（無効　118）

■新井康之氏
【略歴】（1）宮代町長（2）宮代町産業観光課長、会計管理者、町民生活課長（3）千代田テレビ電子学校（4）宮代町（5）宮代
【公約】（1）防災力のある町へ防災力＝自治会力（2）一人一人の能力を伸ばす教育（3）病院の誘致と新たなまちづくり構想

略歴は（1）肩書（2）主な経歴（3）最終学歴（4）出身地（5）現住所―の順。埼玉新聞調べ