懲戒解雇…職員が1135万円を着服 JAいるま野 組合員組織から本来は預からない通帳や印鑑預かる 着服した現金はギャンブルなどに 内部調査で事態が判明 職員は既に全額を返済
2025/09/13/07:47
JAいるま野(本店・川越市)に勤務していた30代男性職員が、2022年8月~25年4月までに組合員組織の口座から約1135万円を着服し、懲戒解雇されていたことが12日までに分かった。
JAいるま野によると、職員は営農担当の部署に勤務していた。組合員組織と会計を受託する契約をする際、本来は預からない通帳や届け出印鑑を預かり、組合員組織の口座から複数回にわたって不正な払い戻しを行った。
着服した現金は、ギャンブルなどに使ったという。JAいるま野が毎月末に実施している内部調査により、25年5月25日に事態が判明。職員は既に全額を返済し、7月25日付で懲戒解雇となった。
被害を受けた組合員組織には、8月に調査内容や対応についての説明会を実施した。同月25日にホームページで経緯を公表し、「関係各位に多大なるご迷惑とご心配をおかけし、また、信頼を損ねる事態となりましたこと、心より深くおわび申し上げます」とコメントしている。










