埼玉新聞

 

「ようかんを食べたい」とつぶやいた仲間、翌朝亡くなる…空腹、寒さ、重労働で多くの日本人が死亡したシベリア抑留 埼玉・越谷にある全国強制抑留者協会県支部 遺志を次世代に、地域から平和求める

  • シベリア抑留体験者の遺志を引き継ぐ全国強制抑留者協会県支部の(左から)前川佳也さん、加藤修さん、乙訓ますみさん=越谷市の南越谷地区センター

    シベリア抑留体験者の遺志を引き継ぐ全国強制抑留者協会県支部の(左から)前川佳也さん、加藤修さん、乙訓ますみさん=越谷市の南越谷地区センター

  • シベリア抑留体験者の遺志を引き継ぐ全国強制抑留者協会県支部の(左から)前川佳也さん、加藤修さん、乙訓ますみさん=越谷市の南越谷地区センター

 シベリア抑留者の悲惨な体験を語り継ごうと、全国強制抑留者協会県支部(越谷市)の前川佳也支部長(91)、加藤修副支部長(76)、乙訓(おとくに)ますみ事務局長(74)が取り組みを進めている。越谷市南越谷地域で四半世紀にわたり、抑留体験者らと活動を続け、県支部を2021年に設立した。3人は抑留体験者の遺志を継ぎ、「二度とこのような悲劇を繰り返さないよう訴え続けていきたい」と話している。

もっと読む
ツイート シェア シェア