埼玉新聞

 

80年たっても忘れた日は一日もない 広島で被爆した服部道子さん 語り続けることは私の宿命 戦争、核兵器「許さない」

  • 自身が描いた原爆の惨状を伝える絵を持ち、恐ろしさを語る服部道子さん=7月30日、熊谷市

    自身が描いた原爆の惨状を伝える絵を持ち、恐ろしさを語る服部道子さん=7月30日、熊谷市

  • 自身が描いた原爆の惨状を伝える絵を持ち、恐ろしさを語る服部道子さん=7月30日、熊谷市

 1945年8月6日に当時16歳で広島県で被爆した服部道子さん(96)=蕨市=は、戦後から80年が経過した現在も語り部活動を通して、核兵器と戦争の恐ろしさを訴え続ける。昨年、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)がノーベル平和賞を受賞した一方、政治家が核保有を容認する趣旨の発言をして波紋が広がっている。服部さんは被爆者として、「80年たっても忘れた日は一日もない。語り続けることは私の宿命だ」と力を込める。

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