埼玉新聞

 

水道基本料金、2カ月分を免除に 久喜市が物価高対策 7、8月検針分…検針月は地域によって異なる 対象は市内の世帯と事業所、手続きは不要

  • 【役所】久喜市役所=埼玉県久喜市下早見

    久喜市役所=久喜市下早見

  • 【役所】久喜市役所=埼玉県久喜市下早見

 久喜市は23日、物価高騰対策として、今夏の水道の基本料金を2カ月分、免除すると発表した。2カ月分の基本料金は13ミリ口径で税抜き1820円、20ミリ口径で同2560円。

 市によると、免除されるのは7月検針分(5、6月使用分)と、8月検針分(6、7月使用分)。地域によって検針月は異なり、使用水量に応じて支払う従量料金は含まれない。手続きは不要。

 対象となるのは市内の世帯と事業所約7万件。予算は総額約1億7000万円で、国の重点支援地方交付金(約1億3千万円)を活用し、残りは一般財源を充てる。

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