埼玉新聞

 

大宮駅で乗客転落…運転士が気付き急ブレーキ 衝突回避 東武アーバンパークラインで運転見合わせと運休 4700人に影響【鉄道情報】

  • 【地図】さいたま市大宮区

    大宮駅(さいたま市大宮区)の位置

  • 大宮駅―岩槻駅の周辺図(国土地理院HPから)

    運転見合わせとなった大宮駅―岩槻駅の周辺図(国土地理院HPから)

  • 【地図】さいたま市大宮区
  • 大宮駅―岩槻駅の周辺図(国土地理院HPから)

 東武鉄道によると、5日午後7時8分ごろ、大宮駅で乗客が東武線ホームから転落した。東武アーバンパークラインの柏発大宮行列車が迫っていたが、運転士が転落に気付き急ブレーキをかけて衝突を防いだ。

 この影響で、東武アーバンパークラインは大宮―岩槻駅間の上下線で運転を見合わせ、折り返し運転を実施。振替輸送を行った。上下8本が運休し最大36分遅れ、4700人に影響が出た。

 現場では当初、人身事故が発生した可能性が高いとみて、利用者や報道機関にアナウンスしたが、ぎりぎりで回避したことが分かった。

 =埼玉新聞WEB版=

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