埼玉新聞

 

自殺を図った立てこもり男…弁護士「人質女性は部屋から出られた」 懲役20年求刑、男「裁判公平でない」

  • インターネットカフェ店のあるさいたま市大宮区

 昨年6月、さいたま市大宮区のインターネットカフェ店の個室で20代女性従業員を人質にして立てこもり、けがをさせたとして、逮捕監禁致傷などの罪に問われた、住居不定無職の男(41)の裁判員裁判の論告求刑公判が12日、さいたま地裁(佐々木一夫裁判長)で開かれた。検察側は「過去に類を見ないほどの悪質な犯行」などとして懲役20年を求刑。弁護側は懲役5年が妥当とし、結審した。判決は20日。

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