埼玉新聞

 

唐揚げに肴…ケーキまで…メニュー50品超、63年つなぐ地元の味 さいたま市北区・三丁目にしや食堂

  • 震災時、おにぎりと豚汁だけで店を開けた。「にしやに行けば何とかなると思ってもらえたらうれしい」と話す3代目(娘)の緒方恵美さん(後列左)。手前が弟の斎藤智則さん。後列右端が2代目の沼田幸子さん、2人置いて3代目(母)の斎藤弘子さん=さいたま市北区日進町3丁目

  • 昭和のたたずまいを感じる三丁目にしや食堂の外観

 JR宮原駅西口から真っすぐに伸びる大通りを10分ほど歩いた道沿い。さいたま市立日進北小学校の並びに素朴な木彫りの看板を掲げた「三丁目にしや食堂」がある。開業から63年。3代目を務める母娘を中心に家族で力を合わせながら、地域に根差した手作りの味と憩いの場を提供している。

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