2021年12月10日(金)

SNSで応募した人ら、埼玉と大阪の「偽造在留カード工場」で働く リーダー逮捕 260の口座に多額の金

埼玉県警察本部=埼玉県さいたま市浦和区高砂

 偽造の在留カードを製造したとして、県警と警視庁、群馬県警、愛知県警、大阪府警の合同捜査本部は7日、入管難民法違反(在留カード偽造)の疑いで、群馬県高崎市下豊岡町、中国籍で派遣社員の男(41)を逮捕した。

 逮捕容疑は、他の者らと共謀の上、9月中旬ごろ、大阪府東大阪市のマンション一室で、パソコンなどを用いて在留カードの外観を有する画像を白色プラスチックカードに印刷するなどして偽造在留カード32枚を製造した疑い。

 男は、偽造在留カードを作る人員を会員制交流サイト(SNS)で募集し、東大阪の他、大阪市、川口市の計3カ所で偽造在留カードを製造。各製造場所では、SNSで応募してきた1〜2人が偽造在留カードを製造していた。2020年6月下旬〜今年9月上旬までの間、売り上げとして、およそ260の口座から約1700万円が振り込まれ、そのうち約10%に当たる約170万円が男の手元に渡ったという。

 男は、中国国内にある組織と直接つながっており、日本国内では偽造在留カード製造のリーダー格だという。

 男は「偽造カードを作らせたことは間違いありません」と供述しているという。

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