埼玉新聞

 

100年ぶり再発見!絶滅危惧種ミズキカシグサ、埼玉・宮代で密生 大変珍しく県レッドデータにも掲載なし

  • 宮代町の水田で確認された紅紫色の実をつけ十字形に葉が配列されているミズキカシグサ(茂木俊二さん提供)

  • ミズキカシグサの確認を行う調査員ら

 県内では長い間確認されなかった絶滅危惧種の「ミズキカシグサ」が、宮代町の農業公園に隣接する水田で見つかった。およそ100年ぶりの再発見で、専門家は豊かな自然環境のバロメーターになると指摘する。発見した自然保護団体「NPO法人宮代水と緑のネットワーク」代表理事の茂木俊二さん(68)は「農のあるまちの資産として生息地一帯を保全していけるよう町と協力しながら取り組んでいきたい」と話している。

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