埼玉新聞

 

<埼玉西武だより>66試合目で刻まれた「1勝」 田村伊知郎、プロ初勝利 努力をやめない姿、多くの人に

  • 辻発彦監督(右)と喜びをかみしめる田村伊知郎(球団提供)

 一段と自信をもって臨んだように見えた26日のロッテ戦。その2日前にプロ入り初勝利を挙げた田村伊知郎は、6番手として4点ビハインドの八回から登板した。力のある140キロ台後半の直球を軸にストライク先行の小気味よい投球リズムで加藤匠馬を二ゴロに打ち取ると、続く荻野貴司も高めの直球で押し右飛、佐藤都志也も147キロの直球で右飛に打ち取った。「いつも通り平常心でいくことができました」と振り返った田村は九回も続けてマウンドに上がり、怖いレアードを三球三振に打ち取るなど2回パーフェクトピッチング。田村にとって大きな3連戦だった。

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