2021年9月26日(日)

<高校野球・森士物語3>忘れられない試合、諦めない大切さ痛感 目標は頂点争う好敵手・春日部共栄

監督人生の分岐点となった2000年夏、春日部共栄との埼玉大会決勝=2000年7月30日、県営大宮

 森には「忘れられない試合」がある。監督3年目の秋、1993年秋の地区大会1回戦の大宮北戦だ。延長十一回の末、13―12でサヨナラ勝ちしたが、六回途中までは1―12と大量リードを許していた。スタンドの学校関係者は大敗を予想し、途中で球場を後にする。森は悔しがり、「必死になった」。火が付いた闘志は選手にも伝染。猛反撃を開始して九回に追い付くと、十一回に決着をつけた。どれほど劣勢でも、諦めない大切さを痛感。勝ちにこだわる姿勢を貫く原点となった。

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