埼玉新聞

 

涙した女性…少女時代に学校で気絶、気付くと友達全員死亡 戦後76年、生き残って悩み、今は孫に恵まれる

  • 県原爆死没者慰霊の碑を背に、「原爆を許すまじ」などを合唱する木内恭子さん(右端)=7月10日、さいたま市南区の別所沼公園

 梅雨の晴れ間の7月10日、さいたま市南区の別所沼公園。76年前に広島で被爆した木内恭子(ゆきこ)さん(85)=川口市=は県原爆死没者慰霊の碑を背に、「青い空は」「折り鶴」「原爆を許すまじ」など5曲を埼玉合唱団約20人と一緒に歌った。合唱の映像は同25日に開催された県原爆死没者慰霊式の会場内で映し出された。

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