2021年7月29日(木)

<新型コロナ>BBQした人も…埼玉870人感染「非常事態」 小学校で広がる ワクチン接種した6人も

埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは28日、新たに870人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。2日連続で過去最多を更新した。新規感染者の内訳は県発表が524人、さいたま市203人、川口市44人、川越市61人、越谷市38人。県の担当者は「驚がくの数字で、非常事態だ」と危機感を示した。

 これまでに確認された感染者は5万4191人(チャーター便帰国者含む)、死者は847人(28日午後6時現在)。

 28日午後9時時点の重症者は50人、感染者の入院は885人、ホテル療養557人、自宅療養2303人。退院・療養終了は4万8058人。

 県によると、変異株感染者は19〜25日の1週間で10歳未満〜90代以上の男女424人。東南アジアへの渡航歴がある1人を除きいずれも海外渡航歴はなく、デルタ株に感染しているとみられ、ゲノム解析を進める。19〜25日の変異株PCR検査実施率は34・4%で、陽性率は47・4%(前週36・6%)だった。県の担当者は「置き換わりが進んでおり、全体の感染者数の増加にも影響している」と説明した。

 県管轄で28日に詳細が判明したのは未就学児〜80代の男女452人。バーベキューを含む会食では10〜50代男女17人、接待を伴う飲食店の客や従業員では20〜40代男女9人が感染したとみられる。ワクチンを2回接種した高齢者3人も感染した。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満〜60代の男女203人。同市で一日に200人を超えたのは初めてで、28日の123人を大幅に上回り過去最多を連日更新した。年代別では20代59人、30代42人で半数を占めた。家庭内感染は41人、感染経路の調査中は143人で7割を占めた。30〜50代の男女6人が中等症。ワクチンを2回接種した3人が感染した。10歳未満の女子児童は市立小学校の児童で、同校の感染者数は児童9人となった。

 川口市によると10代の男子大学生から60代の自営業男性など男女44人の感染を確認。うち27人は感染経路不明とされる。

 川越市によると、市外在住者5人を含む10歳未満〜90代の男女61人の感染を確認した。一日の市発表分で最多となった。

 越谷市によると、感染が判明したのは未就学児〜60代の男女38人。

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