埼玉新聞

 

<東京五輪>恩師が涙「中学時代に驚き。感動ありがとう」…重量挙げ・三宅選手が引退 地元「お疲れさま」

  • 三宅宏実選手

 「満身創痍(そうい)の中、よく頑張った」「目標はやり遂げた」―。2004年のアテネから5大会連続で五輪に出場し、ロンドン(銀)、リオ(銅)に続いて3大会連続のメダル獲得を目指した重量挙げ女子49キロ級の三宅宏実選手は24日、ジャークを3回失敗し、無記録に終わった。2000年のシドニー大会を見てオリンピックを目指してから21年。35歳の小さな体にむち打って集大成として臨んだ東京大会に出身地の恩師らは、三宅選手の諦めない姿勢をたたえた。

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