2021年7月16日(金)

<新型コロナ>五輪中に感染者数ピークに達するか…埼玉、前週から倍増 他県より感染者の伸び率が高い理由

埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 県などは15日、新型コロナウイルスに感染していた80代女性1人が死亡、新たに328人の感染が確認されたと発表した。県内の1日の感染者数が300人を超えたのは1月30日の304人以来およそ5カ月半ぶりで、本年度では初めて。5月の第4波の感染者数を上回った。

 前週の同曜日である8日の感染者155人から2・1倍増加した。県感染症対策課の担当者は「他県と比べても感染者の伸び率が高い」と分析。県管轄ではクラスター(感染者集団)は確認されておらず、ワクチン接種の効果で高齢者の感染も減少する一方、東京に通勤、通学している人が感染する「東京由来」が増え、感染者全体の約3割を占めるという。

 県担当者は「第5波が来ているといえる。(東京の)緊急事態宣言はおよそ2週間で効果が現れるので、それまで感染者数は上昇する」と説明し、「五輪の開催期間が感染者数のピークになる可能性がある」と危機感を示した。

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