埼玉新聞

 

<新型コロナ>第2波を察知、早期対応へ 感染症流行の予兆捉えるか…下水に含まれるウイルス量を測定

  • 流入下水のサンプルを採取する職員=10日午前、戸田市笹目の荒川水循環センター

  • 下水サンプルを採取するため設置された機器

 下水に含まれる新型コロナウイルスの量を測定し、感染症流行の予兆を察知しようとする取り組みが県内で始まった。生活排水の中には無症状の人から排出されたウイルスが含まれることも想定されるとして、定期的に分析を続けていく。ウイルスがどの程度含まれるかは現時点で明らかになっていないが、ウイルス発見の状況によっては「第2波への早期対応にもつなげられる」と期待が寄せられている。

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