埼玉新聞

 

<新型コロナ>山田うどん、外出自粛に通販強化 来店客伸び悩みも、モツ煮「パンチ」は前年比4倍に

  • 山田食品産業はモツ煮の「パンチ」、辛口モツ煮の「赤パンチ」、「餃子(ギョーザ)」を通販で扱う。巣ごもり消費需要を少しずつ囲い込んでいる(同社提供)

 「ファミリー食堂山田うどん食堂」など運営の山田食品産業(所沢市)の通販商品が、じわじわと注文数を伸ばしている。従来品のモツ煮「パンチ」(500グラム、税込800円)などを販売するが、同商品の3~4月期の販売数は前年同期比で4倍になるなど好調だ。同社の各店舗は新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛要請などを受け、来店客が伸び悩む。通販強化により、店舗に足を運べない「山田ファン」の需要や「巣ごもり消費」の高まりなどを囲い込んでいる。

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