2020年5月4日(月)

<新型コロナ>不安抱えるママや妊婦さんに安心を 助産師有志が集結、オンラインで妊産婦をサポート

オンライン両親学級を指導する長井敦子さん

 新型コロナウイルス感染症の影響で県内の病院や行政の母親学級、両親学級が中止になっている中、助産師有志が集結し「みんなの助産院@埼玉」を立ち上げた。「緊急事態宣言が続き、不安、ストレスを抱えている妊婦さんやママたちに少しでも安心してもらえたら」とオンラインで妊産婦のサポートを開始した。

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 4月30日午後9時、オンライン会議システム「ZOOM(ズーム)」を使っての無料両親学級が始まった。参加予定は3組だったが、陣痛が始まったり、上の子の世話などがあり、この日実際に参加できたのは妊娠27週の夫婦と助産師5人。

 「みんなの助産院@埼玉」の発起人でもある助産師の長井敦子さん(桶川市)がパワーポイントを使ったり、赤ちゃん人形を利用して、授乳の仕方や沐浴(もくよく)などについて説明。その後、産前産後の心配ごとに答える形でオンラインでの会話が行われた。

 新型コロナの影響で、立ち会い出産の中止や面会の制限など病院によってさまざまな対策が取られていることもあり、参加した妊婦がこの時期の出産に心細さを訴えると「病院にいる助産師さんにそばにいてほしいって遠慮しないで言ってください。忙しくてもきっと一人一人に寄り添うはずだから」と話した。妊婦は「急にいろいろ中止になったので不安だったけれど、たくさんの助産師さんに話を聞いてもらえたり、アドバイスをしてもらえてよかった。頑張って生みます」と喜んでいた。

 長井さんは「完全ボランティアで、まだ周知もうまくできず手探りの状態。でも妊婦さんが少しでも心が軽くなってお産に向かうことができたらうれしい」と話す。自粛が続く間は両親学級のほか、産婦への授乳指導や子育てママサロンも行う予定だ。

 次回の「オンライン無料両親学級」は7日午後9時から10時半まで開催。申し込みは、フェイスブックの公式ホームページ「みんなの助産院@埼玉」。問い合わせは、みんなの助産院@埼玉のメールアドレス(saitama.midwife@gmail.com)へ。

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