埼玉新聞

 

浦和高生ら悲しみ オアシスだった中華店「仙龍」全焼…笑顔の女性店主ら不明 花束を手向ける人の姿絶えず

  • 仙龍の店先で別れを惜しむ浦和高校の生徒ら=24日午前、さいたま市浦和区領家

  • 浦和高校の強歩大会で、生徒たちにエールを送る伊藤みや子さん=2019年11月(提供写真)

 さいたま市浦和区の中華料理店「仙龍」が全焼し2人の遺体が見つかった火災で、同店を慕ってきた近くの県立浦和高校の生徒や卒業生らに悲しみが広がっている。火災後に行方不明となっている店主の伊藤みや子さん(88)は「仙龍のおばちゃん」と親しまれ、店先には花束を手向ける人の姿が絶えない。伊藤さんの長女は「母の偉大さを感じている」と訪れた人たちに謝意を伝えている。

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