2020年3月10日(火)

死亡…クレーン先端に乗った男性、リモコンで自らクレーン操作して転落 業者を書類送検/川口労基署

クレーン車から転落死、業者を書類送検=川口労基署

 荷物を運搬するための移動式クレーン車のかごに従業員を乗せたとして、川口労働基準監督署は9日、労働安全衛生法違反の疑いで、川口市の造園業「丸北敬峰園」と同社社長の男(70)をさいたま地検に書類送検した。

 書類送検容疑は2018年11月10日、川口市内で樹木の剪定(せんてい)作業中、移動式クレーンの「ジブ」と呼ばれる伸縮部分の先端に取り付けられたかごに、従業員の男性=当時(54)=を乗せて高さ約6・4メートルまで運搬した疑い。

 男性はかごから転落し、多発性外傷で死亡した。同労基署によると、通常、移動式クレーンは資材の運搬に用いられ、高さや角度はリモコン調節が可能。事故発生時はかごに乗っていた男性従業員が操作していたという。移動式クレーンで労働者を運搬したり、つり上げて作業することは法律で禁止されている。同労基署は認否を明らかにしていない。

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