埼玉新聞

 

私服警官を大量投入、遠方から来る受け子を待ち伏せ 職質での摘発を推進、上尾署が独自チーム結成

  • 管内を警戒し、受け子の摘発を進める上尾署の捜査員ら=1月下旬、JR上尾駅

 県警は特殊詐欺事件の増加を防ごうと、2018年から駅頭や街頭に私服警察官を大量に投入し、徹底した職務質問による受け子の摘発を推進している。同様の取り組みは県警本部から各署に広がっており、上尾署でも独自のチームを結成。同署刑事課知能犯係長の男性警部補(39)は「本部員は県下を回るが、われわれ署員は常に管内にいる。詐欺被害から市民を守る最後の防波堤としてやっていきたい」と目を光らせている。

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