埼玉新聞

 

下水道使用料、7月から29%値上げへ 秩父市、施設老朽化で23年ぶり改定 今後の見直しも5年度ごとに

  • 秩父市役所=秩父市熊木町

 秩父市下水道事業審議会(永谷充正会長)は10日、下水道使用料の改定について、今年7月に平均改定率29%の値上げなどとした答申書を久喜邦康市長に手渡した。答申通りに料金改定が行われた場合、月額の20立方メートルの料金(税別)は現行の1500円から1955円に値上げが実施される。下水道使用料の改定は1997年以来で23年ぶり。下水道施設は老朽化に伴う改築更新費用の増大や使用料収入の減少などが、多くの自治体で問題となっている。

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