2020年1月3日(金)

特産ユズ使ったロールケーキ、越生のカフェが発売 奥武蔵山系をイメージ、女子栄養大生と共同開発

奥武蔵ロールケーキのお披露目会で、「結ずロール」をPRする浅見敦さん(右)と学生=越生町小杉のオクムサ・マルシェ

 越生町小杉のカフェ「オクムサ・マルシェ」は、女子栄養大学(坂戸市)の学生と共同で、町特産のユズを使ったスイーツ、奥武蔵ロールケーキ「結(ゆ)ずロール」を開発、発売を始めた。同店の浅見敦店長(41)は「山並みをイメージした形状で奥武蔵の魅力を凝縮したお菓子」とPRしている。

 同店は、女子栄養大学栄養学部食文化栄養学科で地域食振興実習を履修する学生らと特産品を生かした商品開発に着手。越生町を象徴する手土産をテーマに、人の「輪」と「ロール」を掛け、たくさんの人に笑顔をもたらすようなロールケーキ開発に取り組んだ。

 昨年4月から試行錯誤を重ね、越生産ユズを使用した自家製ジャムとミルキーな生クリームの開発に成功。爽やかな酸味と濃厚な甘みを包み込む生地は、奥武蔵山系の連なりをイメージして焼き上げた。店内で行われた奥武蔵ロールケーキのお披露目会で大学4年生の金子さゆきさん(21)は「奥武蔵の山並みを表現するところにこだわった。越生町を代表するお菓子になってほしい」と話した。学生はレシピの考案だけでなく、ロールケーキのパッケージデザインも担当した。

 ユズの時季をみて3月31日まで販売。7月からは越生梅のブランド品種「べに梅」を使った「嬉(う)めロール」の発売を予定している。東京都内のデザイン会社に勤めていたが、古里へのUターン移住を決意し、2014年にオクムサ・マルシェをオープンした浅見さん。「ユズや梅以外にも栗など奥武蔵の旬の食材を包み、一年を通じてロールケーキを作っていきたい」と話している。

 結ずロールは1本税込み1300円(4分の1カット同390円)。営業時間は午前11時〜午後5時。定休日は水・木・金曜日。

 問い合わせは、同店(電話080・9973・5457)。

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