2018年4月9日(月)

サッカー代表監督に西野朗氏 母校・浦和西高やさいたま市民から期待の声「誇らしい」「今回はもっと上に」

 サッカー日本代表の新監督に、さいたま市出身で浦和西高出の西野朗氏(63)の就任が9日、決まった。ワールドカップ(W杯)ロシア大会開幕までわずか2カ月。現監督の電撃解任を不安視する声もあるが、母校の同級生は「とても名誉」と語り、市民からは「誇らしい」「ぜひメダルを」と期待する声が上がった。

 浦和西高サッカー部の後輩で同部現監督の市原雄心さん(41)は「ついに浦和西から代表監督が出たと学校全体で盛り上がっている。生徒たちの刺激にもなる」と喜びを語った。

 11年前に市原さんが監督に就任してからも、西野氏は2度母校に訪れ、後輩たちを激励。昨年の高校選手権埼玉大会の前にも「勝利を信じて頑張れ」とのメールが送られてきたという。市原さんは「先輩の頑張っている姿は後輩が継承する。厳しい戦いになると思うが、目標を達成してくれるはず」と期待を込めた。

 同校サッカー部の同級生でさいたま市観光国際課の野間薫さんは、西野氏の高校時代の印象を「レギュラー以外の部員にも平等に声を掛けて、チームメートからも慕われていた」と振り返り、「同級生としてとても名誉。実力はもちろん彼は運も味方にする。現状は厳しいが、必ず立て直してくれると信じている」とエールを送った。

 さいたま市民も新監督に期待している。サッカーファンが集う浦和区の飲食店ティナラウンジの店員高橋碧さん(30)は「短期間でチームを作るのは大変だと思うけど、頑張ってほしい。西野監督のもと、点が取れる攻撃的なチームになってほしい」と話した。

 「地元出身の日本代表監督が誕生して、市民として誇らしい」と話すのは、緑区の自営業堀米湧太さん(23)。「前回のW杯は早々と敗退してしまったので、今回はもっと上に行ってほしい。できればメダルを」

 南区の会社社長黒沢隆哲さん(35)は、Jリーグのガンバ大阪などを率いた統率力を高く評価。日本代表での手腕に期待するとともに、「西野監督の就任で、さいたまのサッカー熱がさらに盛り上がれば」と話した。

■市民に夢と希望を/清水勇人さいたま市長の話

 西野朗氏の日本代表監督就任は「サッカーのまち さいたま」を標榜(ひょうぼう)する当市としても非常に喜ばしいこと。ワールドカップロシア大会直前の就任だが、ぜひともさいたま市民や全国のサポーターに夢や希望を与える戦いを見せてくれることを期待しています。

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