2018年3月7日(水)

<入院患者に暴行>容疑で介護士を逮捕 巡回中の看護師、患者の鼻血に気付く…医師が通報 蕨の病院が謝罪

会見を行う(左から)わらび北町病院の川田ナミ子看護部長、医療法人社団敬寿会の筒井雅人理事長、同病院の藤木靖子事務長=7日午後5時ごろ、蕨市北町1丁目

 勤務する病院で男性入院患者の顔を殴るなどの暴行を加え重傷を負わせたとして、蕨署は6日、傷害の疑いで、わらび北町病院(蕨市北町1丁目)の介護士の男(30)=さいたま市南区鹿手袋4丁目=を逮捕した。

 逮捕容疑は5日午後11時ごろ、同病院で、ベッドに横たわっていた男性(63)に対し、拳で顔を数回殴るなどの暴行を加え、右頬や下顎骨折などの重傷を負わせた疑い。

 勤務する介護士が入院患者への傷害容疑で逮捕されたことを受け、わらび北町病院を運営する医療法人社団「敬寿会」の筒井雅人理事長らが7日、同病院内で記者会見を開いて謝罪し、男の勤務状況などを説明した。

 筒井理事長によると、看護師が5日午後11時ごろに夜間の巡回中、男性患者が鼻血を出していることに気付き、当直の医師が診察。翌朝には目や顎に腫れなどがあったことから、改めて医師が診察し、消防と警察に通報したという。

 男は4年ほど前から同病院に勤務。主に患者のおむつ交換や食事の介助などを担当していた。勤務態度は真面目で、患者との大きなトラブルもなかったという。

 けがを負った男性患者は、1月から入院。男も食事の介助などをしていた。

 筒井理事長は「被害者ご本人とご家族に多大なご迷惑をお掛けして大変申し訳ありません」と謝罪した上で「今回の反省を生かし、職員一同一丸となって再発防止に努めたい」と話した。

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