2017年10月23日(月)

<台風21号>逃げろ!小鹿野で大規模に土砂崩落、川せき止め住宅に水押し寄せる 所沢は学校裏で土砂災害

大規模な土砂崩れが発生し、一時は長留川もせき止められた現場=23日午前11時20分ごろ、小鹿野町般若
台風による大雨の影響で土砂崩れが起きた現場=23日午後1時ごろ、所沢市山口

 台風21号の影響で、埼玉県の秩父地域は土砂崩れや倒木などが相次いだ。小鹿野町般若では、太陽光パネルが設置されていた会社の敷地が大規模に崩れ、土砂が幅約70メートルにわたって崩落。土砂は長留川を横断して対岸の畑まで埋め尽くした。一時的に川もせき止められ、近所の自営業男性(73)方が床下浸水した。

 男性によると、家族が23日午前2時すぎに「ドーン」という大きな音を聞いた後、川の水が一気に自宅まで押し寄せてきた。慌てて家族4人に「逃げろ」と叫び、集会所まで車で避難したという。「まさかここまで崩れるとは思わなかった」と驚いた様子で話していた。

 所沢市山口の市立山口中学校裏の道路でも土砂災害が発生した。人的被害はなかったが、付近に住む約40人が町内会館へ避難した。

 現場通勤通学で人通りの多い坂道。近所の主婦小山由佳さんは「朝6時前くらいにすごい音が鳴って地震だと思った。窓を開けたら崩れていた」と驚き警察に通報。音で目が覚めたという神野高斉さん(69)は「通勤通学時間じゃなくて、良かった」と話していた。

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