2017年10月4日(水)

「火垂るの墓」の高畑勲監督ら対談 「原爆の図 丸木美術館」開館50周年、28日にさいたまで記念の集い

高畑勲さん

 画家の丸木位里・俊夫妻が共同制作した「原爆の図」を常設展示する「原爆の図 丸木美術館」(東松山市)は28日、開館50周年の集いをさいたま市浦和区の埼玉会館小ホールで開く。戦争の悲惨さを描いた「火垂るの墓」で有名なアニメーション映画監督の高畑勲さんと詩人のアーサー・ビナードさんの対談やコンサートなどが行われる。

 同美術館は、丸木夫妻が誰でもここにさえ来れば「原爆の図」を見ることができるようにとの思いを込め、1967年5月5日に開館。同館では建物の老朽化が進んでおり、今春、新館建設のため「原爆の図保存基金」を設立し、5億円を目標に寄付を募っている。集いは、50周年を機に美術館の外でイベントを開催し、「原爆の図」や保存基金の重要性を幅広い世代に知ってもらうことが目的。今後全国で開催することも考えている。

 集いでは、午後6時40分から東京電力福島第1原発事故直後から東京電力の会見に通い詰める漫才コンビ「おしどりマコ&ケン」のスペシャルトーク。午後7時50分からは高畑監督と「原爆の図」をもとにした紙芝居制作に取り組むビナードさんが「戦争と表現をめぐって」をテーマに対談する。

 午後6時半開演。前売り券(17日までに申し込み)は一般2500円、18歳未満は1500円。当日券は一般3千円、18歳未満2千円。問い合わせは、同館(電話0493・22・3266)へ。

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