2017年9月20日(水)

JRさいたま新都心駅でホームドア23日から稼働、JR線では県内初 浦和駅は10月21日から

23日から使用開始となるホームドア。普段は閉じていて、列車到着時のみ開閉し、ホームからの転落や列車との衝突を防止する=JRさいたま新都心駅

 さいたま市大宮区吉敷町のJRさいたま新都心駅、京浜東北線ホームで設置工事が行われていたホームドアが今月23日から、供用開始となる。JR線では県内で初めて。県内では今年1月、京浜東北線蕨駅で目の不自由な男性がホームから転落する事故があるなど、ホームドアの早期整備を望む声が上がっていた。JR東日本大宮支社では「ホームのさらなる安全性向上へ向け、今後、随時整備を進めていく」としている。

 ホームドアは列車がホームに到着し、利用者が乗降する時のみ開閉し、列車との接触や、線路への転落を防止するため、駅のホームに設置される扉。県内では東武東上線和光市駅や、埼玉高速鉄道浦和美園〜川口元郷間の各駅などで既に導入されている。

 JR東日本では京浜東北線の大宮駅から桜木町駅(横浜市)までの37駅中、26駅で2019年度末までのホームドア整備を計画。県内では、川口から大宮までの9駅中、大宮、与野の2駅を除く7駅で19年度末までの整備完了を予定しており、大宮駅では駅改良工事に合わせて整備されるという。

 浦和、さいたま新都心の2駅では今年7月から設置工事が始められ、ホーム下の基礎工事や電気の配線工事などを、列車の運行が終了した深夜に実施。さいたま新都心駅では23日から、浦和駅では10月21日から、ホームドアが使用開始となる。

 工事がほぼ終了した、さいたま新都心駅を長女の実莉ちゃん(2)をベビーカーに乗せて利用していた越谷市の主婦、小沢亜由美さん(32)は「子どもを連れて駅を利用すると、これまでは人ごみを避けてホームの端を歩いてしまっていた。入線する列車からは警笛を鳴らされるし、危なかった。ホームドア設置は安心。もっと他の駅に広がってほしい」と話していた。

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