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キャラクターのパネルをじっと見つめるフンボルトペンギンのグレープくん(東武動物公園提供) |
アニメ「けものフレンズ」とのコラボイベントを開催している宮代町須賀の東武動物公園は20日から、新たな催しを追加する。
キャラクターのモデルとなった動物に会おうと大勢のファンが来園し、期待に応えるため急きょ第2弾を企画。特製ステッカーの配布や新グッズの販売のほか、インターネットで話題となった“恋するペンギン”の特別ガイドも実施する。
けものフレンズは、ジャパリパークと呼ばれる巨大動物園を舞台にした物語で、かわいらしいキャラクターと謎めいた舞台設定で人気を博した。
作中にはキャラクターのモデルとなった動物の解説コーナーがあり、東武動物公園の飼育員が6回登場。こうした縁で4月22日から6月25日まで、コラボイベント「とうぶフレンズに会いに行くのだ!」を開催している。
期間中、各動物の展示場に対応するキャラクターのパネルを飾っているが、パネルをじっと見つめるフンボルトペンギン「グレープくん」(雄、20歳)の姿がSNSで取り上げられ、「キャラクターに恋しているみたい」と話題に。同園で一番の人気動物になった。
この“グレープくんフィーバー”を受けて飼育員によるペンギンの特別ガイドを開催。20日はキャラクターの声優を務めた築田行子さんも出演する。
グッズ関係では、同園の動物とキャラクターがデザインされた6種類の缶バッジ(1個300円)に、アライグマ、マレーバク、フンボルトペンギンの3種類が仲間入り。
作品のコンセプトデザインを手掛けた吉崎観音さん描き下ろしのホワイトタイガーとアライグマのコラボイラスト特製ステッカーの配布、缶バッジとキーホルダー(いずれも1個700円)も販売する。
同園は「けもフレのおかげで、新しい層のお客さんが来園するようになった。作品の世界に触れながら、お気に入りの動物を見つけてもらいたい」と呼び掛けている。
問い合わせは、同園(電話0480・93・1200)へ。