2017年4月25日(火)

自虐的で面白い…ネットで評判 川口市のPR動画、視聴回数が急上昇

川口市のPR動画「お願い住んで川口市」の1場面。キュポランが登場して「川口はほぼ東京」と説明する

 川口市広報課がシティーセールス用に制作した約2分のインターネット向けPR動画「お願い住んで川口市」がヒットしている。3月から配信され、視聴回数が一日3千件台だったが、ネットニュースで「自虐的で面白い」と紹介された後の18日以降、一挙に2万件台に急上昇した。

 市は768万円をかけPR動画を制作。3月20日から同26日までJR車内や駅構内で15秒、埼玉高速鉄道の車内は40秒放送した。これとは別に無料で投稿できるユーチューブに3月21日から約2分の動画を無期限で配信しており、こちらの視聴回数が急上昇している。

 舞台は都内の不動産屋の店頭。子ども2人を連れた若夫婦が訪れて言う。「できれば代官山あたりで安い家はないですか。4人家族の個室、リビング、ダイニング、トレーニングルームにパウダールームも、ローンは10年以内で月々2万3千円くらいで…」。

 若夫婦の注文に不動産屋の男性店主が「あるわけないだろ」と怒って飛び上がる。そこへ底抜けに明るい市のキャラクター「キュポラン」が登場し「東京駅まで23分でほぼ東京。荒川を渡るだけでマンションは25%も安いですよ、キュポ―」。若妻は「あなた決めましょ」と言い、夫が「おやじマンションくれ」と叫ぶ。

 視聴者から「プライドゼロでかわいい」という感想も。市広報課は「いいところだけを宣伝するのではなく、上から目線でないのが受けている理由ではないか」と話している。動画は市のホームページで見ることができる。

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