2016年10月25日(火)

埼玉文学賞、4部門で正賞決まる 424点応募、11月7日に授賞式

(左から)小説部門・正賞の近藤誠司さん、俳句部門・正賞の久下晴美さん、詩部門・正賞の松田由佳さん、短歌部門・正賞の堀八郎さん

 埼玉新聞社制定・埼玉りそな銀行特別協賛の「彩の国・埼玉りそな銀行 第47回埼玉文学賞」は、小説、詩、短歌、俳句の4部門で正賞が決まった。今回は県内外から424点の応募があった。授賞式は11月7日、さいたま市中央区のブリランテ武蔵野で上田清司知事、池田一義埼玉りそな銀行社長ら来賓を招いて行われる。

 小説部門正賞は近藤誠司さん(35)=東京都西東京市=の「タイムカプセル」、詩部門正賞は松田由佳さん(48)=さいたま市南区=の「ストップウォッチ」、短歌部門正賞は堀八郎さん(77)=さいたま市中央区=の「別所沼好日」、俳句部門正賞は久下晴美さん(60)=入間市=の「おはじき」がそれぞれ受賞。

 小説部門は141編の中から8編が最終選考に残った。「タイムカプセル」は、小学校の同級生がタイムカプセルを掘り返し、それがきっかけで思いがけない再会へとつながる物語。読後感が爽やかで、人物描写にも説得力があると評価が高かった。

 詩部門は170編の応募から、そろばん塾の先生だった母の形見を題材に、「親子のすてきな時間が見える」と評価を得た「ストップウォッチ」に決まった。

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