2016年10月9日(日)

大宮FW清水、好調の源は“母の味” お気に入りタマゴ丼で恩返しへ

練習を終えてリラックスした表情を見せる大宮の清水(右)と山越=8日午前、高木サッカー場

 若きストライカーの清水が新たな才能を花開かせている。アシストや攻撃の起点になって得点に絡むシーンが増えた。好調の源は“母の味”。母・奈美子さんのレシピを参考に自炊に力を入れ、「体の切れが違う」と要所で活躍中だ。

 今季前半は故障で出遅れ、試合から遠ざかっていた。それでも「何を変えられるか。自分を見詰め直す期間」とポジティブに捉え、生活の見直しに着手。他競技選手の本を読むなどし、食の改善に行き着いた。

 本格的に取り組んだ自炊を支えてくれたのは母の味。得意料理のハンバーグは奈美子さんに教えてもらった。トマトケチャップとソースを熱してハンバーグにかけ、さらにチーズを乗せて電子レンジで「チンして」温めて食べる逸品。

 男子ながら受け継ぐ奈美子さんの料理で好きなのはタマゴ丼。「スクランブルエッグをご飯に乗せ、しょうゆをかける」そう。シンプルだが「卵の焼き加減が絶妙で、俺的にはベスト。一番おいしい」。笑顔を見るだけでおいしさが伝わってくる。

 自炊中心にした成果は歴然で体脂肪率は11%から9%に落ちた。「7%までにしたい」と、もっとシャープにする意気込み。親子2代と続く「清水キッチン」の料理。切れ味鋭いプレーを見せれば奈美子さんへの恩返しの一つになりそうだ。

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