2016年5月9日(月)

互いに激しく、2年ぶりさいたまダービー 両サポーター試合盛り上げ

大宮サポーターがコレオグラフィーで選手を応援し、2年ぶりのさいたまダービーを盛り上げた=8日午後4時、さいたま市大宮区のNACK5スタジアム大宮

 2年ぶりに開催されたさいたまダービーは8日、さいたま市大宮区のNACK5スタジアム大宮で行われ、浦和が1―0で大宮を下した。

 昨年は大宮のJ2降格でかなわなかった一戦。会場に詰め掛けた両サポーターは応援で試合を盛り上げ、熱気を高め合った。

 浦和サポーターで川越市の会社員堀池剛さん(43)は「相手が誰であろうが、いつもと同じプレーで主導権を握って勝つだけ」。息子の紅(くれな)君(5)は「(MFの)武藤雄樹選手にゴールを決めてほしい」と“浦和愛”を表した。

 家族全員が大宮ファンだという久喜市の会社員武藤直人さん(59)は「J2で昨年優勝した誇りを胸に、大宮スタイルを貫いてほしい。最後まで戦う前向きな姿勢が見たい」とエールを送った。

 浦和は前半44分、MF柏木陽介選手がゴール。浦和サポーターは総立ちで歓声を上げた。大宮の声援もやまず、最後まで得点への期待を捨てなかった。

 勝利を収めた浦和サポーターは満面の笑み。越谷市の会社員浜田昭生さん(48)は「互いに激しくぶつかり合う、ダービーらしい試合だった。次回(7月17日のダービー)は大宮の奮起に期待したい」と余裕の表情を見せた。

 さいたま市大宮区の主婦手塚環さん(37)はゴールが決まった瞬間周りのサポーターとハイタッチ。「相手に研究されたのか、いつものプレーが封じられていたが、チャンスが見つかって良かった。今年こそ首位を守って有終の美を飾ってほしい」と話した。

 試合終了の笛で一瞬、水を打ったように静まり返った大宮サポーター。

 さいたま市見沼区の主婦田村典子さん(61)は「調子が良かっただけに惜しい。J1に上がったことで自信がつき、戦い方もレベルアップした。浦和に勝てる日は来るはず」。

 同区の会社員三石恭裕さん(25)は「悔しいけど、ダービーということでファイトしてくれて爽快な試合になった。この敗戦を糧に頑張ってほしい」と今後に期待を寄せた。

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